医療DX推進体制整備加算
医療DXとは
医療DXとは、保健・医療・介護の各段階(疾病の発症予防、受診、診察・治療・薬剤処方、診断書等の作成、診療報酬の請求、医療介護の連携によるケア、地域医療連携、研究開発など)において発生する情報やデータを、全体最適された基盤(クラウドなど)を通して、保健・医療や介護関係者の業務やシステム、データ保存の外部化・共通化・標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会や生活の形を変えることです。
※厚生労働省ホームページより抜粋
当院の取組み
オンライン資格確認の導入
マイナンバーカード1枚で医療機関を受診することにより、患者様本人の健康・医療に関するデータに基づいた、より適切な医療を受けることが可能となるなど、マイナンバーカードを健康保険証として利用するオンライン資格確認は、医療DXの基盤となります。
電子カルテ情報共有サービス
全国の医療機関・薬局をつなぐオンライン資格確認等システムのネットワーク を活用し、電子カルテ情報等を医療機関や薬局との間で共有・交換する仕組みです。提供するサービスは次の3点です。
①診療情報提供書(退院時サマリー)を医療機関等が電子上で送受信できます。
②健康診断結果報告書を実施主体(医療保険者等)や全国の医療機関等に共有することができる仕組みです。
③オンライン資格確認等システムと連携することにより、本人の同意のもとで、電子カルテ情報(傷病名、感染症、アレルギー、薬剤禁忌、検査情報、処方情報)及び健康診断結果報告書を全国の医療機関等で取得・閲覧可能となることや、国民等がマイナポータル上で確認できます。
標準型電子カルテシステム
医療DXシステム群(全国医療情報プラットフォーム)につながり、情報の共有が可能な電子カルテであり、民間サービス(システム)との組み合わせが可能な電子カルテシステムです。
電子処方箋(今後導入予定)
電子処方箋とは、電子的に処方箋の運用を行う仕組みであるほか、複数の医療機関や薬局で直近に処方・調剤された情報の参照、それらを活用した重複投薬等チェックなどを行えます。
公費負担医療制度のオンラインによる資格確認
マイナンバーカードを、公費負担医療の受給者証として利用できるようにする取組です。