「復興」
というあまりにも意味の大きく深い言葉を簡単に使っていいのか
いまだに分かりません。
先日、災害支援に行った山田病院のホームページを見ました。
復興に向けて色々なことを乗り越え頑張っておられる山田病院の職員の皆様の姿に感動し
思わずメールしてしまいました。
すぐにお返事を頂きました。ありがとうございました。
↑写真もいただきました。
メールにはこう書かれていました。
『被災されたみなさんは「私たちは忘れられるのではないか不安です」
との報道がありましたが自分自身もそう思う時がある』
別の方からのお返事には
『このように私たちの事を忘れないでいて下さる方が、どこかにおられる
と思うだけで、私たちは頑張ることができます』
とありました。
東京も寒いですが、それでもまだ灯油も、暖房器具も十分あります。
でも、被災地の方の暮らしを報道などで見ると、仮設住宅の床は、板一枚で、段ボール敷き、
断熱材のシートを敷き・・・という暮らしをされています。
東京にいると、つい忘れがちになりますが、
東北の被災地では、このような暮らしを強いられ、それでも前を向き頑張っている方が
まだたくさんいるということを忘れてはいけないと思います。
山田病院の方から、岩手山田のことをもっと多くの人に・・・と言うことでしたので
お勧めされたサイトを書いておきます。
ぜひ、チェックしてみてくださいね
山田病院のホームページです。
震災を乗り越えながら、職員の方々が明るく頑張っておられる姿に
勇気づけられます!!
広報やまだ9月1日号は写真特集スタイル
で震災状況などを紹介しています。
一時、報道でも「山田町壊滅的」と言われていましたが、その様子がよく分かります・・・
山田町観光協会
サイト内の「やまだメッセージボード」是非のぞいて下さい☆
そして・・・当院では
いよいよ自主勉強会
「ゼロから学ぶ被災病院での災害看護」が始まります!(シリーズで開催予定です)
災害時なんでも出来るナースを育てることが目的ではなく(もちろんそれが理想ですが)
まずは、知ってもらうこと・・・と思っています。
患者さん、自分を守るために、
発災からせめて3日間、支援が届かないこの期間、自分達でどう乗り越えられるか
考えていければと思っています。
災害支援時の時と同様、いただいた今回の2通のメールに逆に私が励まされました。
山田病院、職員の皆さんのこれからのご多幸を心から祈って・・・