身体障がい者補助犬の受入れについて
2003年10月1日より、身体障がい者補助犬法が施行され、全ての公共施設での補助犬の同伴が可能となりました。
当院では、外来受診、入院患者さんのお見舞い等で補助犬を同伴する方が来院された場合は、次のよう対応しておりますので、ご理解とご協力をお願い致します。
西東京中央総合病院 病院長
◆受入可能な身体障がい者補助犬の種類
盲導犬 (胴に白または黄色のハーネス(胴輪)をしている)
聴導犬・介助犬 (犬に「聴導犬」、「介助犬」の表示札がついている)
使用者本人は、補助犬認定証の携帯が必要です。
※補助犬以外の動物(ペット)同伴での来院はお断りしております。
◆同伴可能区域
下記の区域については原則として補助犬を同伴いただくことができます。
ただし、近くに感染症やアレルギーのある患者さま、犬を怖がる方がおられるなど、状況により同伴をご遠慮いただく場合や補助犬を他の場所で待機いただく場合がございますので予めご了承ください。その場合は、お待ちいただく場所を変更させていただくか、または待機場所をご準備とし、患者様は医事課職員がご案内いたします。
玄関、ロビー、受付、会計、待合室、診察室、リハビリテーション室、エレベーター、売店等
◆同伴できない区域について
当院は「身体障害者補助犬法」の精神に則り、補助犬をご使用される方が当院を安心してご利用いただくことを基本的な考え方としておりますが、当院にはさまざまな病気の患者様が受診され、免疫力が低下されている方、諸々のアレルギーをお持ちの方なども数多く来院しております。このため、補助犬をご利用される方の院内への同伴にあたっては、衛生上、安全上の配慮から特定非営利活動法人日本介助犬アカデミー発行「身体障害者補助犬同伴受け入れマニュアル〈医療機関編〉」を踏まえた上で、以下のとおり一定の制限を設けさせていただきます。
手術室、HCU治療室、救急室、レントゲン室(CT・MRI等)、検査室(採血室・生理検査室等)、透析室、各病室、処置室、内視鏡室、化学療法室、その他患者様全般に立ち入りをご遠慮いただいている区域
病棟・病室について
・病室は補助犬の待機場所確保が困難であるため、入ることが難しい状況です。ご理解の程、宜しくお願い致します。
・面会は現在予約制となっております。事前に当院へご連絡ください。
・面会は各病棟デイルームでお願いしております。患者様のご移動が難しい場合は補助犬を一時デイルームでお預かりし、スタッフが病室までご案内します。
・使用者ご自身がご入院の場合、補助犬の同伴はご遠慮いただいております。
◆補助犬使用者ならびに同伴者の方へ
院内へ立ち入られる時に補助犬である旨を目視にて確認いたします。また、「身体障害者補助犬認定証」を確認させていただきますのでご来院の際はご持参ください。また、同伴できない区域につきましては一時的に補助犬をお預かりし、検査・処置等終了後にお渡しいたします。
◆使用者が同伴禁止区域に入る場合の補助犬の誘導
使用者に同伴者がいない場合は、コンシェルジュが補助犬をお預かりします。例えば、外来、検査部門であれば受付付近(または空いているスペース)で、病棟であればデイルームでお預かりいたします。ただし、混雑していて近くで待機が困難な場合は、待機場所として風除室の一角に補助犬の待機スペースを設けます。
◆患者様へ
補助犬を見かけましたら補助犬は、身体に障害のある方の生活をサポートするという大切な「お仕事」を担っています。院内で補助犬を見かけた際は温かくお見守りください。
補助犬のお仕事の妨げとなるような“声をかける”“触れる”等の行為はご遠慮くださいますようお願い致します。
犬アレルギーなどの方は、その旨を遠慮なく病院職員へお申し出ください。また、院内へのペットの持ち込みはご遠慮いただいております。
その他ご不明な点がございましたら、コンシェルジュにお問い合わせください。