先日11月9日(月)に当院にて患者様および職員(病棟看護師)が新型コロナウイルス感染症の診断を受けた事例について、その後の経過をお知らせいたします。
11月16日(月)現在までに、新たに該当病棟の入院患者様2名、病棟職員5名が新型コロナウイルスに感染していたことが判りました。該当患者様2名は先日陽性が判明した当該病棟入院患者様の濃厚接触者であり、1回目のPCR検査は陰性の結果でしたが、再検査の結果、陽性となっております(他の患者様とは別室で経過観察をしておりました)。患者様2名は他院へ転院いただくことになりました。
また、発症した該当病棟職員5名も1回目のPCR検査は陰性でしたが、体調不良による再検査の結果、陽性となっております。うち1名は他院へ入院加療となり、4名は経過観察中となっております。
現時点で当院での同感染症の発生につきましては入院患者様6名、職員7名の計13名の陽性が確認されております。
当該病棟以外の入院および外来の診療制限は行っておりませんが、当該病棟の新規入院受け入れ、転入、転出に関しまして一時中止しております。
引き続き、保健所と連携して、院内での感染拡大防止策を徹底してまいります。また、今後の状況につきましては随時ホームページにてご報告申し上げます。
患者様、地域の方々にはご心配、ご不安をおかけいたしますが、職員一同、引き続き感染拡大防止に全力で努めてまいります。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2020年11月16日
西東京中央総合病院
病院長 種子田 斎