大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
当院では、鎮静剤などを用いることによって、半分眠ったような状態で楽に検査を受ける事が可能です。また、空気よりも生体吸収性が優れている炭酸ガスを使用し、検査後のお腹の張りをなくす工夫をしております。
大腸ポリープ手術
当院では、大腸カメラの時に見つかるポリープの多くは、その場で切除することが可能です。すぐに切除出来るのも、大腸カメラのメリットです。切除する時に痛みなどは全くありません。
大腸ポリープは放置すれば癌化する場合がありますので、内視鏡医が必要と判断すれば、そのまま切除致します。当院では消化器専門医が安全に行っております。
細径スコープ完備
通常の内視鏡スコープ挿入困難な方でも、安心して検査が受けられます。
以下の項目に該当する方は、今すぐ来院を!
- 血便が出る
- 下痢と便秘を繰り返す
- 以前と比べ便が細くなった
- 左下腹部がよく痛くなる
- 健康診断で大腸ポリープがあるといわれた
- 親戚や親に大腸がんになった人がいる
- お酒をよく飲む、喫煙本数が多い、主な食事が洋食である
大腸内視鏡検査の流れ
STEP 1
- 検査前に一度、受診いただく必要がございます。お薬手帳を必ずお持ちください。
血液をサラサラにするお薬をお使いの方は、必ず申告をお願いします。- 診察後に、大腸内視鏡検査の予約
- 検査食(もしくは食事内容)の説明
- 下剤の服用方法(院内か自宅か選択)の説明など
STEP 2
- 指定された時間以降の飲食は禁止となります。検査開始時間や下剤の種類により、注意事項がございます。
STEP 3
- 鎮静剤をご希望の方は、自転車、車でのご来院は避けてください。検査着に着替えて頂きます。
※現在、感染管理の観点より検査前の下剤は院内で服用することはできません。
必ず、ご自宅でご服用ください。
STEP 4
- 排便状況により検査開始時間が異なります。検査でポリープ(~1cm)が見つかった場合、日帰りのポリープ切除も可能です。通常の検査は10~15分程度です。鎮静剤を使用された方は院内でお休み頂きます。
2cmを超えるポリープが見つかった場合、後日入院していただき、大腸ESD手術でポリープ切除を行います。
STEP 5
- 撮影画像を見ながら、説明致します。組織を取られた方は、検査結果が出る10日後以降に再度受診頂きます。
鎮静剤を使用した方は、検査後30分ほどお休みいただいてから、帰宅いただきます
保険適用(3割負担)での窓口支払額
診察料・処置等 | 2,500円~4,000円 |
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大腸内視鏡 検査のみ | 約5,000円 |
病理検査 | 5,000円~12,000円 |
大腸内視鏡検査 + 病理検査 | 8,000円~20,000円 |
大腸ポリープ切除術 | 20,000円~35,000円 |
検査機器:大腸内視鏡(細径、拡大内視鏡機能搭載)
大腸内視鏡検査は、曲がりくねった長い大腸の深部に内視鏡を挿入しなければならず、医師にとっても熟練した技術を要する検査です。そのため大腸内視鏡には、挿入を容易にする為のさまざまな工夫が盛り込まれています。当院で使用している大腸内視鏡用スコープは、従来のスコープより細径であること、内視鏡の挿入部の硬さが任意に可変できる機能があることから苦痛のない大腸内視鏡を提供できます。
さらに当院で使用している最新の超音波内視鏡装置では、診断能を上げ、正確に診断を行うことが可能です。(画像提供:オリンパス株式会社)